イタリアの滞在を経て、7月21日からロンドンの語学学校にお試しで1か月入学してみました。
実際に入学してみて、2週間たったころ、正直に言うと飽きてしまいました。
理由としては、まず
①私は団体行動が苦手
②生きたアウトプットをしようと思ってもほかの生徒もいるので機会が限られる
…①の理由は完璧私の性格上の問題ですがw
英語の環境にするキッカケにはすごく良かったけど、現地で友達が出来てくると、段々出席しなくなっていましたw
(ちゃんと英語を学びたい人には参考にならない人w)
ここではロンドンで私が英語を学んだ方法?を書きました。
英語で会話が出来るようになった恩人MANU
語学学校がスタートした1週間目の水曜日。
Spitalfields Market(スピタルフィールズマーケット)を一人でうろうろしていたことろ、お花を咲かせたようにハッピーオーラ前回の笑顔で話しかけてきたスカーフ屋さんの男性がMANUです。
「あなた日本人?」「こんにちは🌻私日本大好きです。」と片言の日本語。
まぁここまではマーケットでの声掛けの定番。
ただ、その後もやたら色んな話を続けてきました。
(長いなー)
本当に申し訳ないけど、お腹がべらぼうに空いていたので早く離れたかったのです。
「ごめんなさい。私お腹が空いていて、食事をしたいから。バイバイ。」
そう言って、私は去った。
しかし、マーケットの辺りをうろうろ歩いていたら、後ろからさっきのスカーフ売りの男性が話しかけてきました。
「仕事が終わったー!ハッピー!これから帰るところなんだ!」
(はぁ。メンドクサイw)←お腹が空くとイライラする人
折角だからオススメのレストランを教えてもらおうと思って尋ねると、お花のような笑顔で「オススメあるよ!!すぐそこだから連れってあげる!」と帰って来た。
まぁすぐそこなら早く教えてもらってバイバイしよう。
そう思って付いて行くとウロウロ、ウロウロ思ったよりも歩き、いたって普通のPUBにたどり着いた。(精神的ダメージを受ける)
私「ごめんなさい。私フィッシュ&チップスはいいやw今食べたくない。」
MANU「え!そうなの!?じゃあちょっと遠くなるんだけど・・・。」
私「大丈夫。自分で見つけるからw」←ちょっと酷い?
そう言ってお別れした。
連絡先だけ交換して。
余りにもお腹が空いていたので、駆け込んだのは「WASABI」と言う韓国人が経営している握り寿司のお店。
(生き返った・・・♡)
その後ホームステイ先に帰ってゆっくりしていたところ、MANUからメッセージが来ました。
要約すると、
「食べたい食事のレストランを紹介出来なくてごめんなさい。君が素敵な食事が出来たことを願っているよ。」
と言う感じ。
文章から本当に申し訳なく思ってるんだな、と感じ取れたのでお礼だけお返事しました。
その後も私に構わずMANUは自身のオススメのロンドンスポットを1日1回チャットで教えてくれました。
私も時たま返信。
(ロンドンに来て最初の1週間は特に英語漬けで英語で返信するのもエネルギーがいるので)
そして、段々チャットで仲良くなってから再会しました。
(絶対に周りが開けていて、安全な場所で、何か理由をつけて1時間だけねと念押しして)
実際会うと、相当丁寧親切な男性でした。
全然英語話せないのに気づけば2時間くらいずっと話をしていました。
そして、「じゃあ僕とチャットで英語の練習すればいいよ」と言うことで、毎日MANUから「今日はどうだった?」と連絡が来るようになりました。
とは言え、やっぱりペラペラとは英語は喋れない
とっさの判断で英語で返せないことは多々あります。
ただ、MANUと毎日「今日は○○に行った」「疲れた」とメッセージして、それにMANUが返事をして、分からない単語はGoogleで調べながらやり取りを続けたました。
そうすると2週間後にはそこまで調べなくても英語で返せるようになりました。
何故なら自分が発言すること、言いたいことのパターンって日本語でも決まってるので、同じように英語も自分が使うフレーズや単語が決まってくるからだ。
語学学校に行ったからと言って英語が話せるわけではないのです。
ヒアリングや英語を学ぶキッカケには最適だと思います。
でも、会話が出来るようになるためには自分か話さないといけないから、教室の椅子に座ったからと言って、自動的に話せるようになるわけではありません。
英語の勉強中同士が英語で会話したって、お互い理解できないこともあるし、日本人特有の英語の発音があるように、各国の英語の発音み癖があることも多く、ちゃんと会話が出来るようになるためには現地の人と話すのが一番です。
そして教室には中国人が沢山いたけど、みんな授業とは別に家に帰って猛勉強していました。
話したいことを伝えようとする気持ちが一番大事
本当にありがたいことにMANUは沢山質問してくれました。
だから私も伝えよう、伝えようと自然とアウトプット出来たのです。
(第一優先が伝わることなので、文法がぐちゃぐちゃとになる時が多々ある。でも現地の人は優しいので理解しようとしてくれます。)
とりあえず、伝えて、後で正しい文法を調べる、そんなやり方を続けていました。
(たまにMANUが私の間違ったチャットを修正して送ってくれましたw)
彼のお陰で私はGlastonburyに一人で行っても、ミシェルさんと沢山会話が出来た。
発音に関して言うと、ある程度正しく発音するのが大事だけど、みんなそれぞれ訛りがあるので、少しずつ出来るようになったら良いかなーって感じです。
ミシェルさんも「あなたの英語はちゃんと理解できるわよ。私だってニュージーランド訛りだからたまに伝わらないことがあるのよ。」って言っていました。
MANUの仕事について
平日はSpitalfields Market(スピタルフィールズマーケット)で、土日はノッティングヒルにあるPortobello Road Market(ポートベローロードマーケット)で、インドのヒマラヤでデザイナーが制作したカシミアとシルクのスカーフを売っています。
詳しくは知りませんが、経営者らしく日本の銀座にもフランチャイズのお店があるようです。
マーケットまで遊びに行くと、MANUがお客さんに丁寧に優しく楽しそうに仕事をしているのが見えました。
MANUの面白エピソードは沢山あるのですが、また今後(^▽^)
旅する魔女 keiko