私は家にテレビがないので、朝ドラも殆ど見たことがなかったのですが、ネットでカムカムエヴリバディを検索し、キャプチャを見てみると本当に私の実家の地域が舞台になっていたので、NHKオンデマンド990円支払って一気に見ることにしました。
★注意★ネタバレあり
カムカムエヴリバディから祖母が昔から言っていた戦時中の岡山を知りたかった
私の祖母と叔祖母と曽祖父と曽祖母は丁度、安子が住んでいた辺りに住んでいました。
祖母からは、曽祖父が徴兵に召集されていた期間の深夜にアメリカ軍からの空襲にあい、家の周囲が火の海になり母娘で布団を被りながら防空壕に逃げたことを私が幼いころに何度も聞きました。
カムカムエヴリバディのドラマのシーンでも、深夜に空襲があり町中が焼け野原になっていました。
そのシーンを観た時に、この中に祖母もいるような気がして観ていて辛かったけど生き延びてくれて本当に良かったと思いました。
岡山城もこの時に焼けてしまっていたのですね。。。
ドラマ内で、安子の最愛の稔さんも徴兵により帰らぬ人となりましたが、私の曽祖父も同じでした。
終戦後、役所の人か軍の人かが骨箱を持って曽祖母を訪ねて来たそうです。
中にはお骨の代わりに林檎が一つ入っているだけだったと聞いています。
私の祖母の家には今でも曾祖父の兵隊姿の写真があり、当たり前だけど稔も全く同じ軍服を着ていました。
（ちなみに稔さんは超超超イケメンなのですが、、、私は小さいころから曾祖父の写真をみてなんてイケメンなんだろうって思っていて、稔さんもカッコイイけど、やっぱりうちのじいちゃんの方がカッコエエと思っている。イヤさ、昔の人ってカッコイイよね。ずっと大人だし。）
小学校の頃の祭りとこちゃえ唄を思い出した
毎年秋になると「だんじり」を引いて氏神へ参詣するお祭りがあり祖母の家から兄弟と従弟と一緒に参加して青い法被を着ながらこちゃえ唄を歌ったことを思い出した。
あの楽しいお祭りは日本各地似たようなものかと思っていたけど、そういえば他の県で観たことがなく、、、岡山独自のものだったことも改めて知った。（今更）
↓秋のお祭り
お祭りの後に、袋いっぱいの駄菓子が貰えるのが何よりの楽しみでした♡
あの頃は何も思わなかったけど今となっては宝物のような時間だったなって思いました。
夏休みに毎朝公園でラジオ体操をしてスタンプを集めていたことを思い出した
なんであの時はちゃんと早起き出来たんだろうねー。
ラジオ体操終わった後に、母が手で握ったおむすびとチューチューを家で食べるのが日課でした。
子どもの頃に好きだった和菓子の数々を思い出した
カムカムエヴリバディの安子はあんこ菓子屋さんなのですが、私が子供の頃よく家族で食べていたのは、大手饅頭、烏城通り、御座候の大判焼きでした。
↓大手饅頭（HPより https://www.ohtemanjyu.co.jp/ ）
↓烏城通り（洋菓子屋さんの栗のお菓子）
https://www.cake-cake.net/new_cake/item_popup.html?shop=0862227615&item_key=0862227615025
御座候の大判焼きは全国にありますね、、、
また帰省したら買って帰ろう♡
岡山の城下町が素敵なこと
岡山城（烏城）のすぐ近くには日本三名園の岡山後楽園があり、周りには旭川が流れ、今も昔の街並みがところどころ残っています。
子どもの頃は、近くにこんなに綺麗な場所があったのに気にも留めなかった。。。
でも、改めて周辺をお散歩すると素敵な場所がいっぱいありました。
特に私のお気に入りの場所はこちらです↓
安子の嫁ぎ先が居心地悪く厳しかったように、岡山の風習はなんかちょっと閉鎖的と感じたことも思い出したｗ
安子が嫁いだ雉真家の悪気はあるのかないのか分からないけど、言うこと言うことが、なんとなく自由が奪われるような感じがするときがドラマでも時々あって、「なんかこの閉塞感は岡山で私も感じたことがあるぞ」と感覚がよみがえった。
岡山だけでなく、どこにでも多かれ少なかれ「こうじゃないといけない」っていう目に見えない縛りはあったのかなー。（田舎の方がこの傾向がある気がする）
何はともあれ、親や目上の人達が「これがこの子の幸せなんだ」「こうあるべきなんだ」という子供への愛するからこそ言った言葉は、結果知らない間に子供の心を閉ざしてしまうことに、切なさを感じました(´;ω;｀)
ただ間違いなく、ちゃんと相手の幸せを願っていることは確かなんだなー(´;ω;｀)
昭和の古き良き時代を感じたい方はぜひカムカムエヴリバディを観てくださいね♡
心からおススメ！！
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