前回、自己を安心して表現できないまま、大人になった人には「アダルトチルドレン」の面があるとお伝えしました。
その「アダルトチルドレン」を癒やしてあげないとどうなるかというと、
・大人(上司や目上の人)を信用できない
・大人(上司や目上の人)を心のどこかでバカだと思う
・本当は自分の方が優れていると思っている
・指図されるとイライラする
・逆に指示があると落ち着く
・大人になった時、自分自身を信用できない
・楽しいことなんてない
って思ってしまいます。
もう、ゾッとしますね。
こんな気持ちで日々生きていたら、生きづらくってたまりません。
あああ。なんとかしたい!!
そういえば、「アダルトチルドレン」というインナーチャイルドを癒やす方を、以前別の記事で書いていたのを思い出しました。。。汗
でも、今回は観点を変えて書いていきたいと思います。
社会人になって、何がしたいのか分からなくなった時。
なんだか無性に虚しい時。
大人になればなるほど、我儘が言えず、一休みすることも出来ないかもしれない。
でも、その心の訴えを、社会や周りのペースを気にして見てみないふりすると、いつまで経ってもこの自分が何者なのかが分からないまま月日が流れていく。
そんな時、勇気を出して「降参」してみると良いかも。
キャリアや責任なんてものが、肩にのしかかっていても、格好悪くても、私は「もう無理です。」って。
「降参」した瞬間、色んな不安が押し寄せてくるかもしれない。
でも、そんな不安や恐怖。
もう何年も何年も感じて来なかった?
この感覚は、「何かをしないと価値がない。愛されない。」っていう小さい時に感じた恐怖をずっとずっと持ち続けているからかもしれません。
もし、そんな不安がっている「子供」を目の前に見たら、大人のあなたはどうしますか?
「泣いちゃだめだ。」
「働き続けろ。」
「誰かの為に貢献しろ。」
「良い子でいなさい。」
なんて言えますか?
その時何歳になってたとしても自分を我が子のように、守ってあげるるようにしてみてください。
勿論、もう大人ですから、親が周りに大人の対応をしながら我が子を守るように、しっかり対応すれば良い。
もし、うまく出来なかったら。謝れば良いのです。
意外と何とかなります。
もし、「怯えた自分」を無条件の愛で守ってくれる大人がいたら、子供の自分はどんなに喜ぶでしょう。
安心して、眠りにつくことが出来ます。
そして、安心しきったら、やっと目の前の、自分の身の丈と自分自身の世界を見ることに目覚めるのです。
やっと、無理して「自分じゃないもっとしっかりした自分」から解放され、自分だけのオリジナルの人生を生きていけるようになります。
これがアダルトチルドレンが本音を発散する方法です。