父親との衝突!keikoの奮闘記 in NY

2018/01/20

New York ヒプノセラピー 魔女の旅

t f B! P L


2017年5月、私はNYにいた。

ヒプノセラピストなら誰もが直接トレーニングを受けたいと思う、前世療法の世界的権威 精神科医ブライアン・L・ワイス先生の、前世療法プロフェッショナルトレーニングを受ける為だ。

英語が話せないので、「いつかいつか、、、。」と後回しにして気づけば8年も経ってしまった。

結局、私の英語スキルは出川イングリッシュ並である。

そんな私が2回目の一人旅に選んだのが、ここNY。

1回目の記事はこちら↓

ひとり旅というか、合宿状態。 どうなることやら想像も出来なかった。

NYは不思議な場所

航空券はケチって北京で乗り換える方法でとった。



<↑北京空港にてフライト待ち>


確か、羽田⇔NYの往復で78000円!

安い!

憧れのNYが(私の中では映画に出てくる異世界扱い)すっごく近く感じた!

ブライアン・L・ワイス先生のトレーニングについてはもっと詳しく書いたブログがあるので、今回は割愛するけど、私にとってNYはミラクルな場所なのです。

それは、前世の両親たちに会いに行った旅だったから...

前世の両親だった人たちと再会した。

NYの郊外にあるラインベックという土地の更に車で20分の所に、"OMEGA INSTITUTE"という場所があり、余りにも日常が遮断された施設でトレーニングが始まり、私にとっては逃げることのできない強制イングリッシュトレーニング所でもあった。



色んな人から「あなたワイス先生の言っていることがわかるの?」って心配されるレベルだったけど、ワイス先生の本は読んでいたし、あの空間は特別だったからすべての言葉がわからなくても本当に学ぶことが多かった。




合宿中は、辛いことやきついこともあったけど、何故だか、常にみんなに助けられ、見守られ、最後にはみんなから離れたくなくなった。

ここは約100名の世界中から前世療法を学びに来た云わば同士が集まる場所なので、中にはヒーラーさんや、目に見えないものを見る人だってワンサカいた。

そんななか、トレーニングの最終日、 日本で精神科医をしているある女性から 「あなたとあなたのお父さんについて少し気になることがあるわ。」と言われた。

帰りのタクシーを待つ間、私たちは食堂の前のお庭のベンチで話し合うことにした。

「実は、半年前から連絡を取っていないのです。」

(私は自分の悩みや、今抱えていることを人に言うのはあまりしない。 特に家族がらみのネタは、言いたくない部類に入る。 勿論とっても大事な存在なのは間違いないし、兄弟とも仲は良い。 でも「うちの親は、、、」と言ったところで、ネガティブな内容だと「親のせいだ!」というニュアンスになってしまうと考えてしまうのもあったし、 家庭って本当にそれぞれの一つの小さな社会な気がするので、「外」と「内」は何となく分けているのもある。 これはただ単に私のクセだと思う。)

するとその女医さんは、 「あと2年合わなくて良い。この2年の間にいつもkeikoさんを見守っているご先祖様たちが動いてくれているから。」 と、言った。

あと、2年。 結構長いぞ。。。

女医さんは続けて、
「ここで出会ったあなたの近くにいた人たちは、あなたのことをとても理解し、あなたへのしかり方もよくわかっていて、愛し方や接し方もよく心得ている、前世で本当に愛してくれたご両親たちよ。今回あなたは、彼らに会うためにここまで来たのね^ ^」

「え?」

(両親達??一体誰が!?)

それを言われた瞬間、さっきまで食堂でお茶をしていた8名ほどの彼らが駆け寄ってきてハグをしてくれた。

私はビックリして涙が止まらなくて、とっても不思議なことだけど、かつての親たちだったのがわかった。    

分かりやすく愛されて育つことだけが親子のあるべき姿とは思わない

子供とは親から愛されるもの。

子供なら素直に甘えられるもの。

子供なら当たり前に安心して幸せな場所を提供されるもの。

それだけが家族ではない。

その「親ならこうでしょ!」などという、思い描いている通りにはならない場合もある。

なぜなら、そこから私に学ぶものがあるからです。

親だって子供だった時、両親の価値観や愛情の表し方で「当たり前」だったり「常識」の感覚を覚えてきました。

そして、その両親を選んで来た私は何を経験したかったのでしょうか?

この魂の成長の旅はこれからも続くと思いますが、 一つは、 『主体的に愛すること。今度は自分が信じ、汲み取り、愛する想像力が必要だということ。』 

「優しい言葉をかけてくれるから」
「いつも構ってくれるから」
「いつも応援してくれるから」
「見守ってくれているから」

考えなくてもわかる愛だけが、その人の人間性を測れるわけではないんです。

確かにこれが出来るのは、成熟した大人だなとは思います。

一生懸命、真面目に大人として戦っている、まだまだ子供の親だっているし、よくよく考えれば20代で親になってそのまま仕事に明け暮れている親が、親として成熟している方が稀なのです。

そのまま、定年になったりある程度仕事が落ち着いたとき、初めて自分と子供の関係性が育っていなかったことに気づく父親も多いかもしれません。

<↑ とても熱い思いを泣きながら私に伝えてくれたリス。私が英語が乏しいから半分くらいしか理解できなかった。ごめんね汗 >


NYで出会った、すべての人が人に関心がありました。


まるで、 「この人はどんな生き方をしてきたのだろう。」 「どんな夢を描き素晴らしい人生を歩むだろう。」 まるで、一期一会、出会えたことが奇跡のように。。。

<↑ フランス人のジャーナリストを目指しているブリジニちゃん。マンハッタンのゲストハウスで仲良くなり、一緒にモーニングをとった。今でも連絡を取り合ってるの。いつかフランスまで会いに行くね!>


それは日本が奥手で受け身な人種で外国人が主体的なのか、 私が出会った人達がたまたまそうなのかはわかりません。

フランス人のブリジニちゃんと日本人の私、二人の会話は本当につたない英語でゆっくりゆっくり根気よくお互いの言いたいことを伝えあいましたが、なぜこんなにも喜びあいながら夢中になって意思疎通を試みたのでしょうか?

それは、全く違う文化や全く違う人種のお互いが、『今ここ』で交わっていること自体に奇跡を感じたからかもしれません。

それは、『初対面だから』ではなく、お互いに歴史があり、違った環境があり、違った価値観を持っていて、そのこと自体に素晴らしさを感じるからだと私は思いました。

でもそれって、身近にいる日本人でも同じではないでしょうか?

同じ国で、同じような教育を受けているから、特別ビックリすることや際立った部分しか印象に残らなくて、それで「すごい!」「素晴らしい!」「むかつく」「なんだアイツ!」と反応している気がする。

人それぞれに、歴史があり、身近な家族だって私の知らないことはたくさんある。

両親だって、どんな生き方をしてきたのか、本当はどう生きたいのか、自分が子供になる前の歴史や、外の顔など、見たこともないけど確実にそれがその人を作っている。

自分の親でさえ、自分の当たり前の枠から見ていては、本当の意味で相手自身を愛すること、寄り添うことはできないだろう。

私は、これは自分が成長していかなければいけないテーマなのだ気づきました。

スターウォーズのオビ=ワンが
「Luke,you're going to find that many of the truths wo cling to depend greatly on our own point of view.」
・・物事は多面的に分析しなさい。真実のほとんどは自分の見方で変化する。

と言ったように。

自分の出てきた思考の反応に受け身になるのではなく、その人の時間軸をイメージすることが大事なのかもしれません。



私は、女医さんが言うように2年間距離を置くことに躊躇いつつも、NYで素晴らしい時を過ごしたのです。

旅する魔女 keiko

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