2019年~2020年の年越しは、NYですることに決めていた。
あれからコロナとか色々あって、バタバタと1年をとうに越しているけど、思い出せばなかなか寂しい一人旅だった。
今まで、「一人で行ったって素敵な出会いがあって全然一人じゃない♪」な能天気な感覚でいたけど、この時は「誰かと一緒ならこんな旅さえ楽しかったのかな...」って思えてならない。
思えば色んなことが上手くいかなかった
SIMが使えなくなる
この時の一人旅はブルックリン等のマンハッタン以外の場所にも泊まってみたかったので、まずはニューアーク・リバティー国際空港近くのエリザベス(Elizabeth)でAIRBnBを利用した。
その民泊自体は全然よかったのだけど、事前にAmazonで購入したSIMをiPhoneに差し替えようとしたら、何を思ったのかSIMのトレイを装着しないままSIMをiPhoneに入れてしまい、SIMが取れなくなった。
振っても振っても出てこないSIMに専用ピンで撫で出そうとツッツキまくったらどんどん奥に入ってしまいなす術もなくなった。
民宿まで何とか通信がない状態で行かないといけない泣
途中でバスにも乗るのに、、、
ひとまずマクドナルドに入ってwi-fiを掴んで何とかルートを調べてスクショを撮った。
(先が思いやられるが、一人旅のマクドナルドは砂漠に現るオアシスみたいなもの)
結局何とか宿まではたどり着いて、部屋のwi-fiでSIMの取り方を調べると、クリップを鍵状に曲げてすくうように優しく取り出すことが出来ることを知った。
ま、、、私がすでにピンで本体を傷つけていたようで、正しくSIMをセットしても接触不要を起こしていたのだけどね。
(日本に帰ったら修理に出さなきゃ泣)
因みに、こちらが間違えて裸のSIMを挿入してしまった時の対処方法↓
※くれぐれも自己責任でお願いします
モバイルWi-Fiルーターが壊れる
iPhoneに何かあっても何とかなるようにバックアップとしてSIMフリーのモバイルWi-Fiルーターも持参していました。
が、しかし、、、何故か使用して3時間後にずっと圏外表示になってしまった。(アーメン)
好奇心で初めて2時間だけ日本人ガイドを個人でお願いしていたのに待ち合わせの連絡が出来なく30分も待たせてしまった(汗)
そのNY在住の男性は凄く優しくて、携帯ショップにも付き添ってくれたし、個人投資家としてNYでのびのび生活しているお話とか聞けて良かったけど、連絡が取れない状態なのに指定のお店に待っててくれて本当に申し訳なかった。
このトラウマにより、HAUWEIが嫌いになったw
↓臨時でスマホを買おうと思ったけど、アメリカ内でしか使えない制限が端末にかかってるみたいだったので諦めましたが思っていたより端末が安かった。
マンハッタンから離れると移動に不便
それから、エリザベスあたりは周りに何もないし、夜に1人で出歩こうと思えなかった。
(ブルックリンにも宿泊してみたけど、短期滞在なら移動時間が勿体無いかな)
交通の便が悪かったので最初からマンハッタンに宿泊すればよかったかもしれない。
マンハッタンから離れると、こんなにも地方感が出るのには驚いた。
(今度からはNYに来たらマンハッタンに泊まろう!)
※長期なら全然良いと思うけどね!
※ブルックリンとか住みやすそう!
カウントダウンがどうでも良くなった
そうそう、もう一つのNYに行った目的はタイムズスクエアでの年越しカウントダウンを体験するためだった。
実際に、12月31日の夜20時頃にタイムズスクエアのバーで時間を潰して、外に出た時には通行規制が凄くて全然中心部には行けなかった。
途中から睡魔に襲われて、結局UBERを使ってブルックリンまで戻って知らない間に寝落ちしていた。
去年の年越しは、サンフランシスコのサニーベールの友人宅で大画面でロサンゼルスとかNYのカウントダウン生中継を見ながら過ごして穏やかに年を越せたのに。。。
2020年は非常に、私にとって寂しい幕開けとなった。
(私一体何をしているのだろう)
一人旅にもスランプってものがあるのだろうか
初てNYに一人旅をしたときは、殆ど英語も話せないのに、JFK空港からペンステーションまで気さくなブラジル人と同行することになり、Blue Moon Hotelというホテルに泊まって、そこでとっても人懐っこいフランス人のブリジニちゃんと知り合い、一緒に近くのスタバでモーニングをして、特急列車でNYから3時間北に向かうラインベックまで行って一生の友人となるような人たちと沢山出会って、NYは魔法の町くらいに思っていたのに、今回のそこは全く別ものだった。
大人になったらもう二度と会うことができないトトロとか昔読んだことがある絵本の話のように、何も奇跡は起きなかった。
「NYが冷たい。。。」そう思ったものだ。
まぁ、それは良いとして、今回は大好きな人と一緒だったら楽しめたのかも知れない。
誰かと一緒なら、日本とは違うちょっと堅めのステーキもきっと楽しめただろう。
とは言え行った後悔はない
不便だと思ったことでさえ、インターネットが使えなくなったことでさえ、街が冷たいって思ったことでさえ、その時の困った経験や凹んだ経験さえも、無事に帰ってきさえすれば良い経験になる。
振り返ると取るに足らない不運なんてものは、誰かへの説得力のある助言として使えるから良いネタが増えたと思っている♬
(SIMを差し替えるときはマジで気をつけて!とかね)
まぁ。ついてねーーーって旅行でしたが、楽しめたことを次の投稿では書きたいと思う👍
旅する魔女 keiko