とても綺麗なお客様方なので、別に普通にしていれば出会いなんてあるでしょうに、血眼になって王子様を探している雰囲気は折角素敵なのに勿体ないなーと思ってしまいます。
「大丈夫だって!自信もって!必死に探している間は折角のあなた自身の魅力が霞んでしまうよ!」
って心の中でそう思うし、その言葉に耳を傾ける余裕がありそうなお客様には素直に伝えます。
勿論、素敵な男性と出会ってお客様が幸せになってくれたら嬉しいです。
でも、「彼がいないことが問題有り」みたいに自分にネガティブなレッテルを貼らないでいただきたいです。
巷に溢れる「ツインレイ」とか「運命の人」って本当にいるの?
「ツインレイ=双子の魂」がこの世のどこかにいる?
ドッペルゲンガーみたいに怖いこと言わないで(笑)
その人と出会うまでは「私」は半分なの?
JR新宿駅内で行き交う人達が、血眼に完全体になる為(自分の片割と出会う為)に探し回る人生を送っている人達だったら、悪夢みたいじゃないか。
「運命の人」はどこにいるの?
夢見すぎ。
話していくたびに仲良くなって、お互いのコミュニケーションの中で「ウマが合い」、時間が経つとともに「大切な人だなー」って思えば良いじゃないの。
私は無益な言葉だなって思う
脳内でドーパミン分泌して、勝手に興奮して「運命の人」って思うことにメリットってあるのだろうか?
一度そう思ってしまえば、彼(彼女)が実はゲッスい人で、マインドコントロールしてきてちょっと危険だなって思ったからって「でも運命の人だから」って、後から感じる違和感を打ち消してしまわないだろうか。
また、「運命の人」というレッテルを貼ることで、本当のその人のことを見ようとしなくなってしまわないだろうか。
(これまで私に「運命を感じた!」ってデートに誘ってきた男性達は、女性への幻想を抱きながら私を見るので残念な結果に終えることが多かった)
結果的に「一緒にいれて良かった!」「知れば知るほど楽しいな!」って相手そのものをしっかり他人として時には直視することが敬意なのではないだろうか。
私たちの最高の運命の人は「自分」である
人生の中で、最初から最後まで絶対に存在するのは自分自身です。
その自分自身がより素敵に思えるように、周囲ともっと素敵な関係を築けたら十分ではないだろうか。
私たちは片割れの足らない存在なんかではない
私はオーラリーディングをお客様にしていて思うのは、「足らない部分がない」ということです。
より良くすることや、より磨きをかけるところや、より大切にしてほしいこと、辞めてほしいことがあったとしても、「パートナーがいないから残念オーラだわこの人w」なんて思うお客様は誰一人いませんでした。
そんな、まるで心の分離感をあえて与えるような言葉をさも真実のように語るのはどこかのバラエティ番組の中だけで十分だと思うのは私だけでしょうか?
屁理屈魔女 keiko